2024.7.12

アパレル資材とサステナブルファションの講義を行いました【2024年6月25日織田ファッション専門学校】

こんにちは。クロップオザキ マーケティング・新規開発部の野崎です。

2024年6月25日(火)に、中野にある織田ファッション専門学校でアパレル資材の講義とワークショップを行いました。

講義の様子

授業の様子の画像

授業の様子

今回受講していただいたのは、今年の4月に入学した1年生。皆さんまだ入学して3か月しか経っていないはずなのに、和気あいあいと仲良く楽しそうな雰囲気でした。洋服に使われているアパレル資材を探すワークでは、幅広い種類の付属を発見できていて素晴らしかったです。

授業では、ボタンの原料(素材)に焦点を当てて、どのようにボタンが作られているのかや、天然ボタンと本物そっくりに作られたイミテーションボタンとの見分け方、なぜイミテーションボタン(樹脂製)が生まれたのかなどをお話ししました。授業で解説しながら、生徒の皆さんには三大天然素材ボタンである貝ボタン・水牛ボタン・ナットボタンと、そのイミテーションが比較できる「ボタンの素材表」を作っていただきました。

水牛ボタンの原料について説明している様子の画像

水牛ボタンの原料について説明している様子

授業の後半では「アパレル業界とサステナブル」をテーマに、アパレル業界で問題になっている大量生産の問題を取り上げました。大量に作ることで1着あたりのコストが抑えられることや、フランスでは既にアパレルが服を廃棄してはいけないという法律ができていること、日本で行われているサステナブルな服作りに向けた取り組みなどをご紹介しました。

ワークショップ

ボタンの種類についてお話しした後に、さまざまな素材のボタンを使ってブローチを作るワークショップを行いました。使うのは、古くなって捨てられてしまうサンプル帳から取り外したボタンや、サンプルの余りなどで使われなくなってしまったボタンです。

ボタンブローチの写真

ボタンブローチ①

ボタンブローチの写真

ボタンブローチ②

ボタンブローチの写真

ボタンブローチ③

アップサイクルを体験しながら、個性の光る素敵な作品がたくさんできあがりました。

まとめ

最後に学生の皆さんに書いていただいたアンケートでは、「説明も丁寧で分かりやすくとても楽しかったです!」「ワークショップなど学生が積極的に取り組みやすい時間を作ってくれて面白かったです!」「もっとボタン以外の付属品のことも知りたくなりました!」などと感想をいただき、嬉しい気持ちになりました。また学生の皆さんに普段服作りをしたり、服飾学生として学んでいる中で楽しいなと思うことを伺うと、「デザインが本物になるところ」「自分で一から服を作って完成したときの達成感」という方もいれば、「ぜんぶ!!」と答えている方もいて、服づくりを純粋に楽しんでいる学生の皆さんが素敵で、とても活き活きして見えました。

私たちも、これからのアパレル業界を担う学生の皆さまの世界をもっと広げ、お役に立てるような活動をしていきたいと改めて感じた1日でした。

貴重な機会をいただき、ありがとうございました。

© CROPOZAKI inc.

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