2024.6.26

ケイ・インターナショナルスクール東京でワークショップを行いました【2024年6月15日イベントレポート】

こんにちは。クロップオザキマーケティング・新規開発部の保立です。

2024年6月15日(土)に、清澄白河にあるケイ・インターナショナルスクール東京(KIST)で開催されたイベントにワークショップ出展をさせていただきました。

弊社は、「アップサイクルとは何か、事例やリサイクルとの違いなど」の講義を行い、その後「アップサイクル資材を使って自分だけの旗を作ろう」という体験型ワークショップを行いました。

ワークショップの意義

今回のワークショップの目的は、ケイ・インターナショナルスクール東京の子どもたちに、素材を捨てるのではなく新しいものに生まれ変わらせる「アップサイクル」を知っていただくことです。また、ワークショップを通じてアップサイクル資材に触れてもらうことで、楽しみながらアパレル資材についても知っていただけたらいいなと考えました。

講義の様子

最初の10分間でアップサイクルとは何か?をお伝えし、事例やリサイクルとの違い、持ってきた素材についてのご紹介を行いました。
インターナショナルスクールなので、英語の方が得意な子、日本語の方が得意な子、どちらも話せる子などさまざまです。ワークショップを英語で説明するのは初めてだったので、分かりやすくお伝えするのに苦戦しました。しかし、アップサイクルの事例でビニール傘がお洒落なカバンに生まれ変わるところをお見せすると、「Wow!How did you do it?!」と声が上がり、アップサイクルの面白さを感じていただけて嬉しかったです。

体験型ワークショップ

「自分だけの旗(はた)づくり」をテーマに行った今回のワークショップでは、ダンボールの端材を旗の形に切り抜いて再利用したり、ボタン、ファスナー、生地などの使われなくなった付属を再利用したりすることで、旗を自由に飾りつけできるようにしました。

アパレル以外の素材

樹脂やシリコン等の素材は松山工業株式会社様から、板金の端材は株式会社新和様からご提供いただきました。どちらもものづくり過程で型を使ってくり抜いた際に発生する端材です。

上:板金/ 下:ゴム・シリコン・スポンジ

ワークショップの様子

まず初めに、ダンボールの端材にポスカで色を塗ります。好きな色を使って塗る子がほとんどだと思っていたのですが、上手な絵を描いてくれる子や、裏まで色を塗ってくれる子など、クオリティが高く私の想像をはるかに超えるスタートです。
次に段ボールを軽く押して旗の形にくり抜き、好きな素材を選んで接着剤で張り付けて自分だけの旗の完成です。ボタンが人気なのかと想像していたのですが、意外にもダントツで人気だったのがファスナーのトップ部分であるスライダーでした!スライダーを使っている子の中には、きちんとスライダーの本来の用途を理解してファスナーのイラストを描いている子もいたので驚きました。

ファスナーのイラストを描いている

ボタンを太陽に見立てたり、旗の側面や裏側にも付属を張り付けたりと様々な工夫がみられ、個性あふれる素敵な旗が出来上がりました。

個性豊かな旗が出揃いました

まとめ

当日はたくさんの子どもたちがワークショップに参加してくれました。皆さま出来上がった作品を嬉しそうに持って帰ってくれたので、ワークショップを行うことができて本当によかったと思いました。この体験がアップサイクルやものづくりの過程に興味を持つきっかけになれば嬉しいです。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

左上:松山工業㈱鵜久森様 他3名:クロップオザキスタッフ

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